月刊HiraganaTimes 2023年1月号 ビザ&生活相談
月刊HiraganaTimes 2023年1月号にて記事を執筆しました。
日本での自転車の交通違反について、ポイントを紹介しました。
以下、日本語部分の記事抜粋です。
自転車の交通違反の取り締まりが強化
警視庁によると、2021年に東京都内で起きた自転車が絡む人身事故は1万3332件でした。近年、自転車事故の増加が続いています。警視庁は、これまでも悪質な交通違反には取り締まりを行っていましたが、今後はより厳しくする方針です。
具体的には、次の4つの違反が赤切符の交付対象となりました。
- 信号無視
- 一時不停止
- 右側通行
- 徐行せずに歩道を通行
赤切符が交付されると、警察署で取り調べを受けます。そして、懲役や罰金が科せられる可能性もあります。例えば、飲酒して自転車を運転した場合、「5年以下の懲役または100万円以下の罰金」に科せられる場合もあります。
特に、外国人に注意してほしいことは、日本では、自転車は左側通行だということです。そして、原則、自転車が歩道を走行することも禁止されています。自転車に乗る時は、車道の一番左側を走行しましょう。やむをえず歩道を走行する時は、ゆっくりと走行するようにしましょう。
また、日本では、交通違反も犯罪歴となります。自転車の交通違反により、罰金が科されてしまった場合、在留資格の更新ができない可能性もあります。また、将来、永住申請をする時にも、不利になります。自転車の交通違反を起こさないように十分注意してくださいね。