外国人夫/妻が日本の運転免許を取る方法

外国人が日本で自動車等を運転するためには、3つ方法があります。

日本人と同じように教習所に通う

1つ目は、日本の運転免許証を取得することです。外国の運転免許を持っている外国人は、日本の運転免許センターで実施される試験の一部免除の制度があります。ただし、外国の運転免許を取得した後、その国に通算して3か月以上滞在していたことが条件となります。外国で運転免許を持っていない外国人については、日本人と同じように、自動車教習所に通って運転免許を取得する方法が一般的です。最近では、英語や中国語で教習や技能試験を受けられる教習所も増えてきましたので、こうした教習所を利用するのもよいですね。なお、運転免許証の有効期限も、日本人と同じです。通常3年毎に更新し、優良運転者の場合、5年有効の運転免許証が発行されます。

国際運転免許証を取得する

2つ目は、ジュネーブ条約に基づく国際免許証を取得することです。ジュネーブ条約に加盟している国で運転免許を持っている場合、申請すれば国際免許証が発行されます。

ジュネーブ条約に基づく国際免許証を取得できる国は下記です。

日本と同等の水準にある免許制度の国なら特例あり

3つ目は、日本と同等の水準にある免許制度を有している国又は地域の運転免許証を持っている場合、日本でも運転が可能です。現在、スイス、ドイツ、フランス、ベルギー、モナコ公国及び台湾が対象となる国又は地域です。